
「夏のぬけがら」真島昌利
私的日本のロック十指に入る名盤。
ブルーハーツ時代のマーシーのソロ。
夏のいろんな情景が散りばめられている。
ブルーハーツのサウンドとは対照的に、全編しっとりしたアコースティックな構成で
フィーチャーされるヴァイオリンやフルート、フラメンコギター等の繊細な音色が
叙情的な世界にグッと引き込んでくれる。
美しく、切なく、胸が締め付けられる全12曲。
たしかに俺にもこんな夏があった。
1.夏が来て僕等
曲がはじまった途端、あの夏が帰ってくる。そして夏はいつだって子供達のものなのだ。
2.クレヨン
自由に生きようとすればするほど、不自由さがまとわりついてくる。
3.さよならビリー・ザ・キッド
共に夢を追いかけていた友人が、普通の社会人となって輝きをなくし変わってしまう寂しさを歌った曲。
ある時期、俺はこの友人と同じような心境だった。この人生を変えたい、と思っていた。
4.風のオートバイ
ピュアでセンチなラブソング。
5.小犬のブルー
誰だ、こんな悲しい曲つくったのは?泣けてしょうがないじゃないか!
6.地球の一番はげた場所
友部正人の曲。マーシーが歌うとちょっと違う印象。
7.オートバイ
スティールギターの旋律が美しい。オートバイに乗って夜をどこまでも走り続けたい。
8.アンダルシアに憧れて
またDJの時にかけるので、みんなで一緒にうたおう!!
9.花小金井ブレイクダウン
孤独感はいつも俺につきまとう。
10.カローラに乗って
真島版「中央フリーウェイ」なのだ。FENからヒットパレードなのだ。
11.夕焼け多摩川
暗い性格の俺はこの曲が大好きだ。
12.ルーレット
友達、かけがえのないもの。
昔、ブルーハーツがまだメジャーになる前、ある練習スタジオで彼らに出くわした事がある。
妹が大ファンだったのでサインをしてもらった。
イラストやメッセージまで添えて丁寧に熱心に書いてくれたサインにいたく感動した。
自分がもし誰かにサインをする機会があるのならば、彼らのように心をこめて書こう、と思った。